三十路♀の人間模様

不器用マイペース女のきままな日常

映画「ちひろさん」鑑賞してきました

映画「ちひろさん」鑑賞してきました

3月4日のお昼前、東京は新宿の新宿武蔵野館にて映画「ちひろさん」を鑑賞してまいりました。

そもそも漫画時代からそれなりに賛否両論な内容だったので、SNSではいろんな意見はありますが、漫画原作は本質面で共感できる部分がありとても好きな作品の一つになっています。あと原作漫画がビレバンでしか手に入らない…なぜ…。

 

あらすじ(?)

映画「ちひろさん」は、安田弘之先生原作の漫画「ちひろさん」を今泉力哉監督によって実写映画化されました。

 

弁当屋さん「のこのこ」の店員さんで元風俗嬢「ちひろさん」と、その周辺の人間模様を描いている作品になります。

 

自由で飄々として、明るいちひろさんですが、時々抱える孤独と闇が垣間見える時があり、それもまた魅力となっています。

 

主人公のちひろさんを有村架純ちゃんが演じており、リリー・フランキーさんや風吹ジュンさんなど著名な俳優さんも多く出演しています。

 

全国のミニシアターなどの映画館のほか、Netflixで見ることができるようです。

 

感想

映画「ちひろさん」はネタバレなしで言うと、原作イメージとは違いながらも、原作に近しいとも言える、良い作品だと個人的には思いました。

 

何よりお弁当屋さんのお母さん役が風吹ジュンさんなのが個人的にはドストライクでした。大好きな女優さんが素敵な役を演じてくれているのがとてもよかったです。

 

地味に要所要所キャストが豪華なのがとても気になるのですが、興行映画館がミニシアター系というのがとても不思議です。Netflixで見れるので、映画館が大きな意味を持つわけではないのかもしれませんが、Netflix加入していないので、武蔵野館に初潜入して参りました。

 

ちなみに、ミニシアターにはちょこちょこ行ったことがあります。目黒シネマとか一時期よく行ってましたし、下高井戸シネマとかもお邪魔したことあります。ミニシアターあるあるとして、あまりシアター内に高低差がないので、なるべく前で見るが吉という…。

 

内容としては、最初は有村架純ちゃんとちひろさんのイメージがあまり結び付かなかったのですが、映画を観た後だと、どこか何考えているかわからないところとか、飄々としているところとか案外うまく演じられていてよかったなと思いました。菜々緒さんのイメージというか、強そうなクールな女性のイメージがやはり原作では若干ありましたが、そういう解釈ではなくても良いなと思えたらありでした。

 

ストーリーに関しては、作品の締め方は個人的にはあまり好きではなかったかもです…が、トータルで考えたら良い作品でした。

 

ちなみに、私が観に行っていた日は、全国館で何やら抽選でグッズが当たる日だったみたいで、当選された方の座席番号貼り出されていました。私は当たらず…ちょっと欲しかったですね…。

 

最後に一つバッドポイントとして、ミニシアターは混みがちなのですが、隣のカップルのお兄さんが靴脱いで見ていて時々足の臭いが漂ってくることと、話す声と食べる音がどうにも気になりまくってました。足の臭いは最後まで付き纏ってきて困りました…。どんまい…。